スター・トレック:ロワー・デックス シーズン1 エピソード6「気のいいフレッチャー」(Amazon Prime Video)

 あらすじ

セリトス号は船の残骸を巡って貨物船と対峙していた。船の残骸は連邦のものだからセリトスに引き渡すように、という艦長の指示に対し、貨物船は先に見つけたのは自分たちだ、といって譲ろうとしなかった。その頃、ボイムラーやマリナーたちはコアのメンテナンスをしていた。その分量の多さに辟易するボイムラーたちだったが、フレッチャーが一人で処理するから遊びに行ってもいいよ、と提案し、ボイムラーたちは喜んで遊びに行く。ラザフォードとテンディはテンディが宇宙空間の訓練でアカデミーで落第したのにも関わらずBの評価をもらい卒業したことに触れ、ラザフォードが自分で作ったホロデッキでテンディの宇宙空間の訓練をさせる。しかし、そのホロプログラムはバグが発生し、ラザフォードたちは生命の危機に陥る。遊びから戻ったボイムラーたちは、フレッチャーが倒れているのを発見し、コアがなくなっていることを知る。その犯人探しをするボイムラーたちだったが、意外な真相が明らかになる。そして、貨物船はトラクタービームで船の残骸を操り、セリトス号を攻撃する。

感想

だんだん物語がボイムラー&マリナーのコンビと、ラザフォード&テンディのコンビに分かれて話が進んでいく展開だが、今回は両方で様々なトラブルに巻き込まれる話で面白い。ボイムラー&マリナーの方は、同じ下士官のフレッチャーの行動に振り回されているし、ラザフォード&テンディは、ラザフォードがプログラミングしたホロプログラムによって命の危機を迎えてしまうし、散々な展開が待っている。そして、それと同時にセリトスが貨物船から攻撃を受けるというスター・トレックではあり得ない展開で、笑わせてくれる。ラストは意外な展開で終わるのだが、このシリーズの特徴をよく表しているかのような展開で、今回も楽しく見させていただいた。

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