映画「オール・ユー・ニード・イズ・キル」(Apple TV 4K/iTunes Movies/4K UHD)

 レビューの詳細は、オール・ユー・ニード・イズ・キル(4K UHD/iTunes Movies)/Apple TVで観た映画のレビューを参照のこと。日本の作家、桜坂洋が書いたライトノベルをハリウッドが実写映画化した作品が、この「オール・ユー・ニード・イズ・キル」である。ハリウッドでは、この作品に2つのタイトルをつけていて、劇場公開時には「EDGE OF TOMORROW」、ビデオ化された時には「LIVE.DIE.REPEAT.」と混乱しかねないタイトルになっている。原作は読んでいないのでどこまで原作に忠実かはわからないのだが、少なくともライトノベルそのままの映画化ではないということは想像つく。多分設定やキャラの性格等を色々いじって映像化していると思う。この映画は実は輸入盤Blu-ray 3Dで持っているが、結局3Dで見ることはなく、Blu-rayでも見ないでiTunes Moviesの4K UHDを改めて買って、それを鑑賞している。マスターフォーマットが2Kなので4K映像であってもそんなに解像度は高くない。また、色調も意図的にモノトーンにしているため、カラフルさはない。といっても世界観を作り出すのには成功していると思う。音響はDOLBY DIGITAL 5.1chだが、音が四方八方に広がる感覚が味わえ、魅力的なサラウンド感を出している。トム・クルーズ主演なのでトムの俺様映画になっているかと思うと、ちょっと違うので、トム・クルーズファン以外の人でも楽しめる映画だと思う。

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