「ワンダヴィジョン」シーズン1第5話「問題エピソード」(Disney+)

 あらすじ

ワンダが産んだ双子の男の子、トミーとビリーはなかなか泣き止まずにいたが、ようやく泣き終えたと思ったら、すでに少年の年齢に成長していた。そして、家の前にいた子犬を飼っていいかワンダに尋ねる。ワンダは回答に困るが、最終的には同意する。その頃、ワンダの住むウエスト・ビューのエリアの外にいるソードの一団は、ウエスト・ビューのエリアを作り出しているのは、ワンダであると結論づけて、秘密資料を公開する。それは死んだはずのヴィジョンの遺体を強引に連れ去っていくワンダの姿だった。ワンダと連絡を取ろうとモニカはドローンでワンダに接近するが、ワンダはソードの調査を邪魔なものと判断して、最終警告を発する。その後、ヴィジョンも自分が過去に何をしていたかわからないと困惑し、ワンダと対立する。その二人の前に現れたのは、死んだはずのワンダの双子の弟ピエトロだった。

感想

前話である第4話でワンダのいるウエスト・ビューが謎の結界で張り巡らされていて、街自体が消失していることが明らかになったが、今エピソードでは「ワンダヴィジョン」のシットコムと、ソードによるウエスト・ビュー調査の二つのストーリーが同時に進行するようになった。それもワンダの世界ではテレビの画面一杯に映像が映り、ソードの調査のシーンではワイドスクリーンの状態と、結構凝っている。そのソードの調査では、ウエスト・ビューという街はワンダが自ら作り出した世界であるという結論に落ち着いた。そして、サノスとの戦いで死んだはずのヴィジョンの遺体をワンダが持ち去っていったことも明らかになる。だんだん物語が明確になっていくが、ラストで「アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン」で死んだはずのピエトロが登場することで、さらに謎が深まった。

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