小室哲哉「Digitalian is eating breakfast Special Edition」Blu-rayの感想

 今月の23日に「tk-trap」のBlu-ray+CDとともに生産限定盤としてリリースされたのが、この「Digitalian is eating breakfast Special Edition」である。CD+Blu-ray+アナログ7インチシングル×3という仕様でリリースされたものである。CDはオリジナルのアルバムに、シングルで出した時のカップリング曲をそのまま収録したものであり、音質はリマスターされている。Blu-rayはライブビデオのHDリマスタリング化と、テレビ東京系列で深夜に放送していたプロモーション番組「eZ」から小室哲哉がソロで出演している映像を複数収録している。今回、このBlu-rayを鑑賞したので、少し感想を書きたい。映像はHDリマスタリングされていると書かれているが、DVDと比較して解像度は上がっていないと感じる。ただ、色の滲みなどは無くなっていて、その点は褒めてもいいのではないかと思う。スモークが焚かれているシーンでは、ノイズが結構目立つ。音質では、かなり優秀な音が鳴っている。VictorのEXOFIELD THEATERでサラウンドヘッドフォン状態で鑑賞したが、さまざまな音が綺麗に聞こえている。特典映像の「eZ」の映像だが、ライブビデオ半分、スタジオ収録が半分と、ちょっと期待はずれ。もう少しライブ映像が見たかったのだが、それは叶わないようであった。ただ、学生時代、VHSに録画して見ていた「eZ」からのショットは、懐かしさを感じるところがある。特に最後に収録されている「eZ」のトレイラーは、感嘆ものである。初回限定生産盤なので、既に入手は困難だし、小室哲哉およびTM NETWORKのファンじゃない人におすすめできるものではないが、逆にいうとファンの人は既に購入済みだと思うので、購入済みの人には楽しみが待っていると言えるのではないかと思う。

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