映画「天使の涙」(輸入盤Blu-ray/CRITERION)

映画・テレビ

 レビューの詳細は、FALLEN ANGELS(Blu-ray/CRITERION)/天使の涙/輸入盤DVDで観た映画のレビューを参照のこと。元々は「恋する惑星」の3つ目のエピソードとして検討していたが、「恋する惑星」からは外され、独立した映画として製作されたのが、この「天使の涙」である。元々の制作経緯によるものなのか、「恋する惑星」と重慶マンションは共通で登場するし、マクドナルドも同じ店舗が出てくるが、基本的には独立した映画である。物語は5人の男女の心の触れ合いやすれ違いを微妙な範囲で描いているもので、そのありようが物語を成立させていると思う。物語の主役の一人ウォンが殺し屋ということもあってか、バイオレンスシーンが結構あるが、それでも物語はドラマ中心の映画になっていると思う。金城武が演じるホーという若者は、「恋する惑星」でも同名の役を演じているが、「恋する惑星」では警察官だったホーが、「天使の涙」では犯罪者であるところが、面白い設定になっていると思う。クライテリオン・コレクションのBlu-rayは4Kマスターからの2Kダウンコンバートで収録されているので、画質は良好である。音響もdts-HD MA 5.1chサラウンドで、香港の雑踏の移動感がよく現れていて、イマーシヴ感を感じるものになっている。「恋する惑星」と同じく、再生開始後1時間程度のところで映像、音響がフリーズし、何分間かフリーズの後、何分間かスキップして再生されるという不具合は持っている。アメリカのBlu-rayのフォーラムでも話題になっているので、ディスクの製造上のミスの可能性はある。ただ、現時点でクライテリオンからの交換プログラムは発表されていないので、諦めるしかないようである。

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