レビューの詳細は、THE WAY OF THE DRAGON(Blu-ray/CRITERION)/最後のブルース・リー/ドラゴンへの道/輸入盤DVDで観た映画のレビューを参照のこと。香港でのブルース・リー主演作として第3作目に当たるのが、この「最後のブルース・リー/ドラゴンへの道」である。なぜ、「最後のブルース・リー」というタイトルがついているかというと、「燃えよドラゴン」でブルース・リー・ブームが来た後、次々に日本でもブルース・リー出演作が公開されたのだが、その一連の公開で最後の公開になったのが、この作品だったので、「最後のブルース・リー/ドラゴンへの道」というタイトルになっている。ブルース・リーが製作、監督、脚本、主演を務めた意欲作で、ブルース・リーの考え出した「ジー・クン・ドー」の精神が作品に反映されたものになっている。ただ、物語的には明るいノリの作品になっていて、前2作がラスト重苦しかったのに比べると、軽い余韻が残る作品になっている。画質、音質に定評のあるクライテリオン・コレクションからリリースされた「Bruce Lee:His Greatest Hits」というBOXセットの一作品なので、映像、音響は最良の状態で収録されている。現在、Amazon.co.jpでも売っているので、ファンの人は買いだろう。日本語字幕、吹き替えなしで北京語音声の英語字幕になってしまうが。
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