あらすじ
ラヴェジャーズの一員にスター・ロードことティ・チャラがいた。本来スター・ロードになるのはピーター・クイルで、彼を捕まえる予定だったのだが、メンバーが外の世界を知りたがっていたワカンダのティ・チャラを間違って誘拐してしまい、ティ・チャラはラヴェジャーズの一員として育って行ったのである。ラヴェジャーズにはネビュラやサノスもいた。この世界ではサノスはインフィニティ・ストーンを集めて全世界の人口の半数を消すという行為はしていなかった。ヨンドゥ率いるラヴェジャーズは、コレクターの手から、ある植物を奪い取る計画を立てる。そして、その計画にはティ・チャラの綿密な計画が必要だった。
感想
「ホワット・イフ…?」第2話は、なんとワカンダの若き王子ティ・チャラがピーター・クイルの代わりにラヴェジャーズの一員になって、宇宙を股にかけて活躍をするという意表をついた展開をしている。しかもラヴェジャーズにはサノスもネビュラもいて、こちらの世界では指パッチンをしていない設定になっていて、仲間として活躍する姿があるのは面白い。ティ・チャラもしっかりとしていて、コレクターの品物を奪うために、倉庫に向かうところで、またハワード・ザ・ダックが登場するのは、なんかの悪趣味かと思ってしまう。コレクターの収集物にはワカンダの船もあり、それが元でティ・チャラがワカンダに戻るきっかけになるのだが、それでめでたしかと思うと、ピーター・クイルのその後をラストで描いていて、そこは面白い。エンド・クレジットにはティ・チャラを演じたチャドウィック・ボーズマンに捧ぐというクレジットも出て、この「ホワット・イフ…?」のティ・チャラもチャドウィック・ボーズマンが演じているので、余計に寂しい思いに駆られる。
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