新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)の終了について思うこと

新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)の使用を近日停止する、という話を聞いたのは9月14日あたりではなかったかと思う。実際、このアプリから新型コロナウイルスの陽性者との濃厚接触があったという通知は受けなかったし、アプリのインストール者や陽性者の登録も期待されたほどには伸びなかったと思う。

それでも、この夏のオミクロン株による感染者急増のときには、結構このアプリで陽性者がいかに外出していたかを知ることができて、重宝していたのである。このアプリ単体ではそれはわからないのだが、webサイトである「COCOAログチェッカー」で、濃厚接触に至らない接触、要はスマートフォンのBluetoothの通信範囲内にいる陽性者の検知をすることができたからである。

新型コロナウイルス接触確認アプリでは、確か1.5m以内で15分以上陽性者と接近していたときに通知が出てくると認識していたが、「COCOAログチェッカー」というサイトでは、その制限がなく、単にBluetoothの通信範囲内にいる陽性者をカウントして、近くに陽性者がいる、という通知を表示するので、夏の間、スーパーに買い物に出かけた時などに、後で「COCOAログチェッカー」でチェックすると、結構多くの陽性者が自宅待機せずに外出していることがわかり、外出のリスクを感じ取ることができたのである。

僕自身も夏の間、体調を崩し、一時は「新型コロナウイルスに感染したか?」とすら思ったので、この新型コロナウイルス接触確認アプリと「COCOAログチェッカー」による接触確認は、参考になった。実際には新型コロナウイルスには感染しておらず、単純に夏風邪だったのだが、当時は結構警戒感を持っていたものである。

流石に今は「COCOAログチェッカー」で陽性者の接触を見ても、あまり出てこないが、それでも僕的には有効に使わせていただいた。新型コロナウイルスの陽性者全数把握の見直しにより、このアプリもお役御免になってしまうので、今後は今年の夏のような警戒感を持つことはできなくなる。次に来るであろう第8波の時にどう警戒するか、考えないといけないなと思う。

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