機種変したiPhoneとペアリングしたApple Watch Ultraで手首皮膚温が測れない問題を解消する方法

先週末にかけてiPhone 15 Proのセッティングを行った。今週月曜に会社の緊急連絡アプリを設定して完了したつもりだった。しかし、おおまかなデータをiPhone 14 Proからクイックスタート機能でiCloud経由でiPhone 15 Proに引き継いだ時、Apple Watch Ultraの設定はiPhone 14 Proとのペアリングを解除せずにそのままデータ移行してしまい、特に問題なさそうだったが、実は問題が一つあったのである。

データを移行した22日以降、Apple Watch Ultraでの就寝時の手首皮膚温の測定ができなくなっていたのである。最初は「iPhoneを機種変更したから、またデータ採取まで数日かかるのかな」と思っていたが、今週木曜日になっても就寝時の手首皮膚温は取得できていなかった。そして、これまでだったら就寝時に消費するバッテリーはおおよそ2-3%程度だったものが、なぜか10%程度消費することになっていたのである。

流石に昨日、これはおかしいと思い、ネットで解決策を探してみたら、Appleのコミュニティサイトで「Apple Watchのペアリングを一度解除して、再度ペアリングすると解決する」という書き込みを見つけたので、ためしにApple Watch UltraとiPhone 15 Proのペアリングを一旦解除し、その後再びペアリングを行なってみた。

一旦ペアリングを解除したため、Apple Payに登録したクレジットカードの情報が一部消失してしまい、再度クレジットカードの登録をやり直す羽目になったばかりか、watchOS 10や10.0.1,10.0.2で問題になっている天気のコンプリケーションでの表示がされないというバグが発生してしまい、それの解消法として「位置情報とプライバシーの消去」をiPhone 15 Pro側で行う対策を取ることになり、せっかく設定したアプリの一部が消え去ってまたやり直しという手間も発生した。

しかし、昨晩Apple Watch Ultraを装着して就寝し、今朝、起きてiPhone 15 Proのヘルスケア.appで確認したところ、新規設定の扱いになったらしく、「手首皮膚温の測定まであと4日です」と表示が出てきちんと動作している様子が確認できた。睡眠測定アプリであるAutoSleepでは昨晩の就寝時の手首皮膚温は測れていたし、バッテリーの消費も2%で収まっていた。そして、今まで使えなかった就寝中の血中酸素濃度の測定もできるようになっていたのである。

iPhoneやApple Watchを買い替えると大抵は前の機種からのデータ移行で最初は色々トラブルはあるものだが、今回は問題解決まで時間がかかっている。実際に定常測定までには後4日間かかるので、しばらく様子見ではあるが、多分ペアリングの解除とし直しで問題は解決していると思う。

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