エコー シーズン1第4話「タロア」(Disney+)

あらすじ

マヤの前に、殺したはずのキングピンが現れる。驚くマヤに手下どもがコンタクトレンズを装着する。キングピンはデバイスを使って自分の会話を手話に変換して、マヤと会話を成立させようとしていた。

キングピンが幼いマヤを養育していたときに、毎週日曜は食事会を開催していた。生き延びたキングピンもマヤと再度の食事会を開いて、マヤにニューヨークに戻るよう説得する。

混乱するマヤは、ヘンリーと対話するが、その中でマヤはまたチョクトー族の幻覚を見る。そのときに、マヤの祖母であるチュラもチョクトー族の幻覚を見ていた。

ヘンリーはマヤをチュラの元に連れて行き、二人の間で会話をさせてすれ違いの感情を一致させようとする。マヤとチュラは手話で話をするが、マヤの母であったタロアとマヤが似ているという話やチュラの想いはマヤには届かなかった。

マヤは、キングピンを倒すべくキングピンの滞在する部屋に赴くが、キングピンは母を守るために実の父を殺していたことを告白し、マヤに自分を殺すよう仕向ける。しかし、マヤはそれを拒否し、ニューヨークに一緒に帰ろうというキングピンの誘いも拒否して立ち去る。

感想

物語は佳境に入ってきたが、今回のエピソードは、家族の話だと思っている。マヤの本当の家族である祖母のチュラとの折り合いのつかない会話と、育ての親であり、悪に染まらせた張本人であるキングピンとの和解できない会話で、物語が構成されている。

マヤがどう今後アクションを起こすのか、このエピソードでは想像つかないが、キングピンとは対立しそうであるし、チョクトー族のパワーをうまく使いこなすようになって行きそうな気配はある。

このエピソードのタイトルはマヤの母の名前であり、マヤの祖母であるチュラが娘であったタロアとその子供であるマヤに対する想いがうまくマヤに伝わらないもどかしさが、このエピソードで浮かんでくる。

残り1話で、どう回収していくのか見当もつかないが、少しずつ断片だけは見えてきているところはある。

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