映画「オッペンハイマー」日本上映日決定、3月29日より公開

2023年12月にビターズ・エンドから「2024年劇場公開決定」の報が流れたクリストファー・ノーラン監督最新作の「オッペンハイマー」、今日、日本での劇場公開日の情報が流れた。

日本での劇場公開日は2024年3月29日(金)である。現時点でこれ以上の情報はない。IMAXで上映されるのかまだわからないが、IMAXでの上映を前提にした撮影を行なっているので、IMAXでの上映も期待したいところである。

1月22日にはこの映画の元ネタになったカイ・バードとマーティン・J・シャーウィンが記したドキュメンタリー本「オッペンハイマー」上中下巻が早川ノンフィクション文庫から刊行されたばかりである。僕も購入し、読み出している。映画「オッペンハイマー」は輸入盤4K UHD Blu-rayで見てしまっているが、内容的にわかりづらい部分もあったので、この本と日本語字幕付きの映画で内容の理解をしたいところである。

「オッペンハイマー」は、第81回ゴールデングローブ賞で作品賞(ドラマ部門)、監督賞、主演男優賞(ドラマ部門)、助演男優賞、作曲賞の最多5部門を受賞している。

そして、第96回アカデミー賞では作品賞を含む最多13部門ノミネートという快挙を成し遂げている。

輸入盤4K UHD Blu-rayですでに鑑賞している身としては、この「オッペンハイマー」の作品の出来の良さと、オッペンハイマーという学者の栄光と挫折というテーマは、心に引っ掛かる何かがあるので、「原爆を扱った作品だから」という色眼鏡で映画鑑賞を否定するのではなく、実際に見てから称賛するか否定するかして欲しいとは思っている。

ようやく日本での上映日が決定したことで、作品自体の評価が鑑賞者から得られる状況が整いつつあることになり、期待している。

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