毎週土曜日の朝は、5ちゃんねるの「Ultra HD Blu-ray総合」というスレッドを眺めている。その名の通り、4K UHD Blu-rayに関する情報が書き込まれるスレッドだが、このブログでも何度か触れているように、ディスクメディアの売り上げが激減している影響で、最近は国内版の情報があまり投稿されなくなっている。たまにAmazonのセール時に価格情報が載る程度だ。
それでも習慣として毎週目を通しているのだが、今日のスレッドには気になる書き込みがあった。ソニーショップのSNSで、「4K UHD Blu-ray PlayerのUBP-X800M2が販売終了になる」との情報が投稿されていたのだ。UBP-X800M2は、僕自身が所有しているプレイヤーであり、発売開始が2019年と、すでに5年以上継続販売されていたモデルだ。
この情報が5ちゃんねるだけでは不十分だと思い、ウェブ検索でUBP-X800M2の販売終了に関する情報を調べてみたところ、いくつかのソニー特約店が「販売終了に伴い値下げしました。在庫限りです」との記載をウェブサイトに載せているのを発見した。ソニーの公式サイトでは販売終了について特に言及されていなかったものの、そこでも値引きが行われていたため、この情報は事実である可能性が高いと判断した。
数日前、韓国のLG電子がBlu-rayプレイヤーの生産を終了したという話題をブログに書いたばかりだが、今回のソニーのUBP-X800M2販売終了の話が加わると、僕が所有している改造版リージョンフリー機を将来的に入手するのが難しくなるのではないかという不安が生じている。
もっとも、ソニーが4K UHD Blu-rayプレイヤー市場から完全撤退するわけではない。廉価版モデルとしてUBP-X700がまだ継続販売されているようだ。ただ、主力商品とされていたUBP-X800M2の販売終了は、4K UHD Blu-ray市場にとってさらなる冷え込みを招くことは間違いないだろう。
特に、僕のように改造品のリージョンフリー機を使用しているユーザーにとっては選択肢がますます少なくなり、困り果てている。予備機を購入しようにも、円安の影響で価格が高騰しており手が出しづらい。さらに、購入したとしても押し入れにしまったままでは商品が劣化する可能性があり、それでは意味がない。こうした状況に頭を抱えているところだ。
一方で、パナソニックはまだDP-UB45というモデルを継続販売しており、eBayではその改造版リージョンフリー機であるDP-UB450も出回っているため、現状ではまだ何とか対応できそうではある。しかし、ディスクメディア市場が縮小の一途をたどっている現実を前に、将来への不安は尽きない。
僕は輸入盤DVDを中心に1000枚以上のディスクをコレクションしているため、リージョンフリー機がなければこれらはただのゴミになってしまう。今後も状況を注視していく必要があるが、先行きが不透明なのは確かだ。
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