あらすじ
ネビュラ率いるノバ軍は、別次元から来た巨大なタコに襲われて危機一髪の状態に陥っていた。しかし、ネビュラのいる時空にキャプテン・カーター、バーディー、カホーリ、ストームが現れ、巨大なタコを殲滅する。
そのキャプテン・カーターたちのそばに第5次元のガラスの破片が落ちてくる。それを見たカーターたちは、ウォッチャーに異変が起きていることを察知する。
カーターたちのいる世界を見守ってきたウォッチャーは、たびたびの世界への介入を他のウォッチャーたちに咎められ、彼を処罰しようとしていた。その時の破片がカーターたちの世界に落ちてきたのだった。
カーターたちは、その破片を使ってウォッチャーのいる第5次元世界に潜入し、ウォッチャーを救い出そうとするが、3枚ある破片のうち2枚を使っても第5次元に行くことはできなかった。
カーターは、残りの1枚を無敵を誇るインフィニティ・ウルトロンと遭遇することで、第5次元に行こうと画策する。インフィニティ・ウルトロンは平和を求めすぎた結果、彼のいた世界の生命体を全て絶滅に追い込んでいた。
カーターは他の仲間にだまってインフィニティ・ウルトロンに会いに行くが、そこで別次元のウォッチャーに捕まってしまう。残されたカホーリ、バーディー、ストームはインフィニティ・ウルトロンと遭遇し、事態を認識する。インフィニティ・ウルトロンも彼女たちに協力し、第5次元に彼女たちを送り届ける役割を果たす。
感想
前回のエピソードのラストで、ウォッチャーが他の次元のウォッチャーに処罰されるところで終わってしまい、続きが気になると書いたが、実際、このエピソードと、シーズン最終回の次のエピソードは、歴史に介入し続けたウォッチャーを処罰しようとする他の次元のウォッチャーと、ウォッチャーを救出しようとするキャプテン・カーターたちの活躍を描いたクリフハンガー・スタイルのエピソードでシーズンを綺麗にまとめようとする雰囲気がよく出ている。
今回のエピソードでは、過去のエピソードの展開を踏まえて成立しているので、まさかのキャラが色々出てくる。シーズン3では初登場になるお馴染みのキャプテン・カーターをはじめ、シーズン2で登場したカホーリ、何話か前に描かれたハワード・ザ・ダックの子供であるバーディー、そして、ソーの力を持ったXメンのメンバーの一人であるストームとか、多彩なキャラが集結していて、面白い。
そして、世界を破滅に導いたインフィニティ・ウルトロンも再登場し、彼が主人公たちを第5次元に連れていく役割を果たしているのは、魅力的である。ウルトロンが登場したのはシーズン1なので、話は忘れているが、そこから繋がっているようである。
今回のエピソードでは当然話は完結せず、シーズン・フィナーレである第8話で決着がつくようであるが、どういう展開でラストを迎えるのか、気になるところである。
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