iOS 18.2他がリリース、カメラコントロールでフォーカス、露出固定が可能に

Apple関連の情報を発信しているサイトでは、以前から「iOS 18.2は12月3日か10日にリリースされる可能性が高い」と報じられていた。そのため、僕もそのあたりでiOS 18.2を含むAppleデバイス群のアップデートが来るのだろうと予想していた。

しかし、11月20日にiOS 18.2のベータ版がリリースされて以降、状況に変化がなかった。通常リリース直前に公開されるリリース候補版(RC)もリリースされず、気付けば12月2日を迎えてしまった。その後、12月6日にようやくRC版が登場し、さらに週末を挟んだ12月9日にはRC2版まで公開された。RC版が2回も公開されたということは、最初のRC版に何らかの問題があった可能性が高い。「これは今週のリリースは無理かな……」と少し諦めかけていたところだった。

ところが、今朝未明、突貫工事のようにiOS 18.2を含むAppleデバイス群のアップデートが正式リリースされた。僕は朝、ネットをチェックしていてこのニュースを知り、Apple Developerのサイトで確認したところ、リリースが本当であることを確認した。

仕事で忙しい朝だったが、その合間を縫ってデバイス群のアップデートを進めた。今回のアップデートではApple Intelligenceの機能が組み込まれたためか、各デバイスのOSの容量が大きくなっていたものの、自宅の高速インターネット回線のおかげでアップデートはスムーズに進んだ。時間がかかったのはHomePodのソフトウェアぐらいだったと思う。

iOS 18.2について言えば、Apple Intelligenceは日本語環境では利用できないが、iPhone 16 Pro/Max専用の新しいカメラコントロール機能が便利だと感じた。この機能では、カメラボタンの半押しでフォーカスと露出を固定できる。ただし、この機能はOSをアップデートしただけでは有効にならず、「設定」→「カメラ」→「カメラコントロール」で「AE/AFロック」をオンにする必要がある。最初はこの設定が必要だと気づかず、少し戸惑ってしまった。この点について触れている情報は現時点ではほとんど見かけない。

現状、目立った新機能はカメラコントロールくらいだが、年内にさらにアップデートが来る可能性は低いだろう。これでようやく安心して朝を迎えられる。アップデートがいつ来るかわからない不安感というのは、意外と気疲れするものだ。

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