孫社長、「SIMフリーiPhoneは殆ど売れていない」と言及

JAPAN CNETの8月8日の記事によると、SoftBankの決算発表会で、孫社長はスマートフォンのSIMフリー化に対して、柔軟な姿勢をにじませたが、その一方で「SIMフリーiPhoneはほとんど売れていない。ユーザーが6-8万円も出して購入するとは思えない」と発言もしている。これは個人的にはどうかなと思う。確かに今のキャリアロックiPhoneだと2年縛りを条件に機種代を実質キャリア負担になってはいるが、その分は高い通信料で元を取られているように思える。それとSIMフリーiPhoneの存在を知らない人のほうが多いのではないかと思う。SIMフリー機の存在を知っているのは海外に旅行、出張、長期滞在等で移動する人が、自分の使うiPhoneを海外でも使いたいと調べて購入する例しかないからだと思う。それとSIMフリーiPhoneを買えるのがApple Storeだけであり、SIM自身はキャリアのショップに行って手続きをして入手しないといけないという手間もあるから知らない人が多いのだと思う。僕なんかは次にiPhoneを購入する際にはSIMフリー機にしたいと思っている派だが、それは海外旅行した際に現地SIMを差せば格安で通信料をまかなえるからであり、また日本ではキャリアを気にせずにSIMを差せるという利点も知っているからである。もちろん機種代は8万前後支払うことになるので割高ではあるが、小型コンピューターでもあるスマートフォンは、その程度の値段してもまあ普通かなと思える。その代わりに複数年使用が前提だと思う。1年で買い替えは費用が馬鹿にならない。そういう意味ではSIMフリー機の普及度合いが携帯市場の大きな変化を及ぼすと思う。

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