2025年7月3日から、参議院選挙の公示があって、各党や各立候補者が選挙活動を進めている。僕は、休みの日に期日前投票に行くつもりでいる。
この参議院選挙でどこの党に投票しないかは、大きな問題である。どこの党に投票するか、ではなく。今の日本の状況を見る限り、政権与党に続投させれば、破滅は目に見えているので、自民党、公明党には投票はしない。
そして、僕が投票しない党は最低あと2つある。一つはNHK党である。党首の立花孝志氏の傍若無人ぶりには怒りを覚えることが多い。もちろん、NHK党信者の方々も思想がおかしいので、先日、選挙ウォッチャーちだい氏にクラウドファンディングで出資したのもあって、ちだい氏を応援するので、ちだい氏に相対するNHK党は投票は絶対にしない。
もう一つ、投票しない党と言えば、参政党になるだろう。僕自身が左翼寄りの思想をしているからというのもあるが、極右政党である参政党の公約や演説での発言はかなりおかしい。おかしいというより、極右勢力なので、太平洋戦争前の日本に戻したいという思想が全面に出ていて、恐怖すら感じる。太平洋戦争でどれだけ日本国民が被害を被ったかを考えれば、太平洋戦争前に戻そうと企む参政党を支持するわけには行かない。
しかし、マスメディアの世論調査だと、参政党に対する支持率が高いのである。支持している人はどうも自民党支持者の中の安倍元首相シンパが自民党を見限って参政党に回っているパターンと、今まで全く政治に関心がなく、右翼も左翼も知らない、選挙なんか行ったこともない、歴史も知らない、という層がSNSでなぜか目覚めてしまい、極端な思想を持つ政党を応援するというパターンがあるようである。
怖いのは後者のパターンの層であり、個人的には参政党が大健闘してしまうのでは? と冷静な見方をしている部分はある。それを阻止したいので、僕は投票はしないと言っているのだが、今のままだと東京都議選に続いて参政党が大躍進しそうな気がする。
どちらにしても、一度目覚めてしまった人たちの思想を変えるのは困難なのであるが、このブログでNHK党と参政党には投票しないよう訴えるしかないかなと思っている。