再びちだい氏、斎藤元彦に有無を言わさない質問投げかける

前回、「ちだい氏が斎藤元彦にグッドクエスチョン」という記事を書かせてもらった。その時は、ちだい氏がくじ引きで1番を引いたので質問を投げることができたのである。

今日の兵庫県の定例記者会見はなんと朝の10:45スタートという異例の速さである。元々は15:00スタートだったものが、神戸市の小学生帰宅時と会見が重なってしまうため、斎藤元彦に対するカウンターの人々の子供に対する影響が大きいのでなんとかしてほしい、と神戸市が要望を出したらしい。そのため、今月は13:00からとか10:45からとか異例な時間から始まっている。もっとも異例な時間から始まっても、会見時間は1時間で区切られて、フリーの記者が質問したくてもできないのだが。これは斎藤元彦がフリーの記者からの質問を受けたくないからとしか見て取れない。

今回、ちだい氏はくじ引きで1番を引いたので、質問ができる状態である。ちなみに3番のくじをArc Timesの尾形編集長が引いているので、結構きつい質問になると思っていた。

前半は記者クラブ所属のマスメディアの方々からの質疑応答なのだが、なんかどうでもいいような内容の質疑応答に終始していて、マスメディアとしての仕事をしているのか、と思いたくなる展開だった。

1時間経過したぐらいでようやくちだい氏が質問の場に立った。質問したのは次の3点である。

  1. 兵庫県知事選挙で立花孝志の動きを知らないと斎藤元彦知事は言われているけれど、立花孝志は兵庫県知事選で斎藤元彦県知事の前後で演説をしていたのだから、知らないわけはないのですが、知っていましたか、知らないですか。
  2. 立花孝志はある会社に対して誹謗中傷したためにある会社に大きな迷惑になっています。立花孝志との二馬力選挙を黙認したことで、兵庫県議員や職員に対して誹謗中傷が数多く寄せられていますが、その二馬力選挙を行ったことに対して後悔はありますか。あるかないかでお答えください。
  3. 斎藤知事は日頃一般論でネットでの誹謗中傷はダメだと言われていますが、その中に立花孝志は入りますか。はいか、いいえでお答えください。
  4. 好きな食べ物はなんですか。

ちだい氏の質問に対する斎藤元彦の回答は以下の通り。

  1. 私個人は自分の選挙にのみ専念していたので、他の候補の方は認識していない。
  2. 私は自分の選挙に専念していただけです。
  3. SNSの利用については全ての方が誹謗中傷は控えるようにということですね。
  4. 全ての食べ物を美味しく食べさせていただいています。

斎藤元彦の回答に対するちだい氏の返しは以下の通り。

  1. 知っているか知らないかで回答いただきたかったのですが、テンプレートの回答でした。
  2. あるかないかでお答えいただきたかったのですが、テンプレート回答でした。
  3. はいか、いいえでお答えいただきたかったのですが、ここまでテンプレート回答ですね。
  4. この質問にも答えられないことがわかりました。質問を終わります。

この記事を書くために、Arc Timesの生配信動画のアーカイヴをチェックしたのだが、いかに斎藤元彦が自分の身を固めすぎているために、「好きな食べ物はなんですか」という一般的な質問にすらまともに答えようとしない、できない姿勢が明らかになった。最後の質問はちだい氏ならではの質問だったのだが、聞いていて爆笑してしまったと同時に、やはり斎藤元彦は県知事の器ではないと実感した。

その後、赤旗さんとArc Timesの尾形編集長の質問もいい質問だった。もちろん、これらの質問に対する斎藤元彦の回答はテンプレート回答だった。

外では、カウンターの人々が「斎藤辞めろ!」、「立花斎藤」、「二馬力選挙」などのワードを大声で記者会見を行っている会場に向けて出していたので、斎藤元彦からすればかなり精神的にくるはずである。鋼の心より強いこの人にもちだい氏の質問を含め、その化けの皮がどんどん剥がれていっているので、なんとか立件にまで追い詰めてほしいのだが、神戸地裁、まだ動かないからヤキモキする。当面、ちだい氏や尾形編集長の詰めに期待するしかないかなと思う。

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