コレクションしたBlu-rayのいくつかが再生不良発生

きっかけは先週の土曜日、1時間ぐらい時間があったので、輸入盤Blu-rayの「ウォレスとグルミット」の短編を見ようとプレイヤーにかけたことから始まる。

「ウォレスとグルミット」の輸入盤Blu-rayは2009年か2010年ごろに買って、先日短編1本をようやく見たものの、残りをまだ見ていない状況だった。短編1本を見始めたのだが、見始めてすぐに映像がフリーズすることに気がついた。Blu-rayの再生はSONYのUDP-X800M2で行っていたのだが、ディスクを取り出して再度読み込ませても症状は変わらなかった。

ふと、「PlayStation 5もBlu-rayの再生ができるな」と思い立ったので、「ウォレスとグルミット」のBlu-rayを再生してみたのであるが、やはりフリーズする。プレイヤーの問題ではなく、ディスクに問題があるようである。

それをChatGPTに質問を投げたところ、「ウォレスとグルミット」の2009年版Blu-rayは生産工場の製造工程の不備により、多くの所有者から「再生できない」「フリーズする」という報告が上がっているという。僕の所有しているディスクもそれに該当したみたいである。

ChatGPTが持ってきた回答の元データはBlu-ray.comのForumに書いてあったと記されていたので、該当のForumを見てみた。ものすごい数の書き込みがあったのだが、そのForumでは、生産工場の製造工程の不備により、Criterionの初期のBlu-rayやLionsgateの初期のBlu-rayは再生不能という状況に陥っていることがわかった。そう言えば何年も前に「CriterionのBlu-rayが再生不能になった問題でCriterionは再プレス盤と交換するのか?」という話題がBlu-rayコレクターの間で交わされていたように記憶しているが、この件だったのか、と今更納得した。

問題が起きているBlu-rayの作品一覧を見ていると、僕が所有しているのは「ウォレスとグルミット」のほかには「ターミネーター2:SKYNET EDITION」ぐらいだが、「ターミネーター2:SKYNET EDITION」は特別編や拡張特別編が違和感なく視聴できる貴重なBlu-rayなので、再生できないと困るなと思っている。チャプター飛ばしチェックした限りでは問題は起きていないようであるが。

さらに、リストには上がっていなかったが、2007年ごろのジョディ・フォスター主演の「ブレイブワン」という映画のBlu-rayが完全に死んでいて、プレイヤーがディスク情報を全く読み込まないことも分かった。「ブレイブワン」はDVDで最初買ったのだが、DVDも製造不良のため再生途中でフリーズしてしまうため、Blu-rayを買い足したのだが、まさかそのBlu-rayが完全に死ぬとは思いもしなかった。

Blu-rayのコレクションは数百枚あるが、見ていないもの、見たもの含めて再生不良のディスクがそれなりにあるのではないかと、危惧している。

考えたら、レーザーディスクの時代からディスクの製造不良により、映画の再生ができなくなる、というトラブルがまとわりついていた。DVDになって改善するかと思ったらDVDも死んだディスクがそこそこあるし、Blu-rayはさらに製造するのに難易度が高いので大丈夫かと思ったら、やはり死ぬディスクはそれなりにありそうで、コレクションが死蔵しそうである。

とはいえ、配信もいつ見たい作品が見られなくなるかという問題はまとわりついているし、日本においてはHD/2chでの配信も多いので、ホームシアターとしての楽しみが半減してしまう。ディスクの製造不良には悩まされることにはなるが、当面はディスクを買い続けるしかないのだろうなと思う。

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