佐野元春のザ・ソングライターズ 七尾旅人 Part1

佐野元春のザ・ソングライターズ、3rdシーズンの最終ゲストは、七尾旅人。全然この歌手のことは知らなくて、初めて番組で知ったのだが、デビューしてから結構経つらしい。1998年メジャーデビューというから、活動経歴は長い。しかし、かなり初期からインディペンデントでの活動ということで、レーベルに頼らない活動をしてきたそうなので、知らなくても当然という感じはする。番組としては異例の1曲演奏をするコーナーがあったのだが、なかなかいい曲だなと思うところがあった。よくこんな歌手を佐野元春は見つけてくるなといったところ。七尾旅人は幼少時代から両親の影響でジャズを聞いてきて、テレビを見せてもらえなかったので、J-Popを聞いたとき衝撃を受けたらしい。確かにJ-Popの日本語でのロックのリズムに乗るという形式はなかなか面白いものがあると言える。それからメジャーレーベルの崩壊とインターネットの可能性に着いて論じている様は、興味深いものがあった。音楽自体は今でも必要だが、政治がだめになっても世界は続いていくというような発言は音楽を信じているのだなと、面白く感じた。若い時代にバブル崩壊、オウムのテロ、阪神大震災、そして米国テロと様々な事件を体験していることが作品作りに影響を受けているそうで、納得することろである。来週はいよいよ最終回。七尾旅人の曲を使ってのワークショップが楽しみである。

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