今日は兵庫県の定例記者会見の日だった。在宅勤務なのをいいことに、リビングでテレビをつけて、Apple TVのYouTubeアプリでArc Timesの生中継を見ながら、膝の上には仕事用PCを載せて、仕事の依頼が来れば作業に専念するようにしていたが、今日は割とゆとりがあり、仕事の依頼はほとんどなかった。
ただ、定例記者会見冒頭、家のインターネット回線の調子が悪くなったので、モデルの電源を切り、再起動させた関係もあって、最初の5分ぐらいは見ていなかった。
今日も記者クラブからの質問から始まったが、兵庫県の牡蠣養殖所が牡蠣が死滅していて経営的に厳しい状況にある中、なぜか兵庫県は無利子の融資しかせず、その代わりに牡蠣の養殖をしている西播磨地区の観光を盛り上げる策を提示していて、それに賛同する方は寄付を募る、という牡蠣養殖業者には関係ない政策をしていたため、記者クラブからも質問が飛んでいたが、斎藤元彦は相変わらず要領を得ない回答に終始していて、「何をしているのだ、この人は」と頭の中を見たくなるような回答だった。実は、牡蠣の養殖業者の視察を国に遅れてようやく行ったらしいのだが、そこでも僅かに取れた牡蠣を食べてしまった、という話であり、「この人は本当、県民のことなど考えておらず、自分が得ることしかしないのだな」と呆れ返っていた。
今日のフリーの記者の質問順番は、1.ちだい氏、2.しんぶん赤旗、3.Arc Times 尾形編集長となっていた。ちだい氏が斎藤元彦に質問するのは1ヶ月ぶりである。立花孝志が釈放されないかチェックに行ったり、インフルエンザに感染して療養していたため、1ヶ月定例記者会見に出ていなかったのである。
今日の質問は、以下の通りである。
- ふくまろ、もしくはふくまろニュースチャンネルを知っているか? 「はい」か、「いいえ」で答えてください。
- ふくまろ、ふくまろニュースチャンネルを知らないならば、「知らない」と回答、知っているならば普段のテンプレート回答でお答えください。
- 斎藤元彦は県のあちらこちらに視察に行く時にいつも自撮りをしていますが、自分が目立つのはどうなのでしょうか。
僕が記憶していたのは2つぐらいで、3.については曖昧な記憶しかないので、簡単にしか書けていない。
1.の質問に対しては、いつものように斎藤元彦は「マスメディアの方々はいろいろあるので、全員を把握しているわけではない」とテンプレート回答だった。そこで、ちだい氏の2.の質問が効いてくるのである。斎藤元彦がテンプレート回答をしなかったことを逆手に取り、2.の質問をしたのである。結果としては、斎藤元彦はなんの手も打たずにテンプレート回答しかできなかったので、2.に置ける斎藤元彦の回答は、「ふくまろ」、「ふくまろニュースチャンネル」を知っている、と言っているのと同じである。
実はふくまろという人物は斎藤元彦の動画を大量にYouTubeにアップしている人物であり、斎藤元彦からも一目置かれている人物である。マスメディアが知らない斎藤元彦のニュースをYouTubeで独占公開するぐらいなので、癒着度は高い。さらにネットの話によると、ふくまろの奥様は斎藤元彦の応援団であり、結婚式にも斎藤元彦も参列していたという。
そこまで密接に接触のある人物を知らない、とか、テンプレート回答で逃げようとする斎藤元彦の姿勢にはやはりおかしいものがあると感じる。
今回、3番目に質問をしたArc Timesの尾形編集長も厳しいツッコミをしていた。今回も、尾形編集長が質問している最中に斎藤元彦は記者会見を終える準備をしていて、逃げようと企んでいたので、おそらく今日は質問を辞退していた菅野完氏からツッコミを入れられ、逃げられなくなった斎藤元彦は尾形編集長に質問を聞き直すという失態も繰り広げられた。
今日は特に市民団体の方の「斎藤やめろ!」コールが大きく、記者の質問がよく聞き取れない場面が多々あった。
しかし、これだけ兵庫県の行政をまともにこなさない県知事がずっと居座っているのは、どう考えても問題だとしか言いようがない。本来、マスメディアが大々的に取り上げるべき内容だと思うが、マスメディアは出直し選挙前のパワハラ疑惑の時には騒いだくせに、今のような深刻な状況を全く報じないのは、大問題だと思う。やはり、斎藤元彦は知事の座から降りてもらわないといけないと思うが、本人は居座る気満々なので、どうすべきか、よくわからない。

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