レビューの詳細は、『アバター』4K UHD Blu-ray(輸入盤)レビュー|3D映画史を塗り替えた革新作を、Dolby Visionと立体音響で再体験する【Dolby Vision / Dolby Atmos / dts-HD MA】を参照いただきたい。
昨日、T・ジョイ横浜のDolby Cinemaで「アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ」を鑑賞した。3年ぶりに惑星パンドラの世界観を映画館で見たのだが、Dolby Vision/Atmosのプレゼンテーションによる惑星パンドラの世界観は強烈だった。あまりに素晴らしい映像表現のため、家に帰ってきてからも惑星パンドラに行きたくなってきた。
それで、今日の午前中、前に買ったものの手を出していなかった輸入盤4K UHD Blu-rayの「アバター」を見ることにした。4K UHD Blu-rayはDolby Visionで記録されているので、映画館用のDolby Visionと、4K液晶テレビのDolby Visionではどれだけ表現に差異があるか、チェックしたくなったのである。
これまで「アバター」に手を出さなかった理由は、Disney+で劇場公開版を見てしまったのもあるが、どうせ見るならば「コレクターズ・エクステンデッド・カット」の178分版を見たいと思っていて、3時間弱の映画を見るには気力が必要だったので、ずっと放置していたのである。ただ、昨日「アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ」の197分をクリアしてしまい、長時間の上映にも耐えられたのと、惑星パンドラの世界観をホームシアターでどこまで再現できるか確認したい気持ちから、他の作品を差し置いて「アバター:コレクターズ・エクステンデッド・カット」を鑑賞した。
画質や音質に関しての評価はリンク先のレビュー通りなのであるが、やはり65型にサイズアップした4K液晶テレビで4K UHD Blu-rayを見ると、没入感が高いな、と思った。昨日も映画館で惑星パンドラの世界観を堪能できたのであるが、65型4K液晶テレビでも表現力の差はあるとはいえ、惑星パンドラに魅了されている自分がいた。
予定通り「コレクターズ・エクステンデッド・カット」を鑑賞した。このバージョンは15年前に通常のBlu-rayを購入しているが、結局一回も見ないまま放置していた。それでいて4K UHD Blu-rayを追加購入しているわけだから、自分ながらコレクターだなと思わざるを得ない。でも、今日、ようやく「コレクターズ・エクステンデッド・カット」を鑑賞できたので、心に引っかかっていたものがとれた感じである。
劇場公開版に比べれば、主人公ジェイクの人生への絶望とやり直しがメインに描かれているように思えるが、作品内容としてはやはりホームシアターで映画を楽しむコアな映画ファン向けの特別なバージョンなのだろうと思う。劇場公開版はDolby Atmosで収録されているが、「特別編」と「コレクターズ・エクステンデッド・カット」はdts-HD MA 5.1chでの収録になっているのも、そういう意味合いはありそうではある。
昨日、今日とで惑星パンドラの世界観に存分に浸れたので、結構満足している。あとは、「ウェイ・オブ・ウォーター」の4K UHD Blu-rayをいつ見るかである。この作品は3時間12分もあるのでまた気合い入れないと見られないし。

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