僕は寝ている時はiPhoneの設定を「おやすみモード」にしておく主義である。さらには電話も父と弟以外からの電話は基本iOSの留守録機能を多用している。iPhoneの「おやすみモード」を使うようになったのはかなり前からだが、深夜にいたずら電話で叩き起こされて不愉快な思いをしたことがあり、それ以来、「おやすみモード」を使用している。
「おやすみモード」にしておくと、電話もアプリの通知もサイレントになるのでゆっくり眠れるのだが、何か災害が起きた時には気づかないという事態が生じる。昨晩の青森沖地震に関する会社からの安否確認の通知も気づかなかった。
昨晩の青森沖地震はかなり震度が大きかったので、会社の支社とか営業所が青森にあるわけではないのだが、日本全国どこでも震度5以上の地震が来れば、会社としては安否確認の通知を出すことになっている。
昨晩の青森沖地震は震度6の地震の他にも何回か震度5以上の地震があった。それで、安否確認の通知は何回も発信されていた。
僕はぐっすり眠っていたのと「おやすみモード」のため気づかず、朝起きてからApple Watchの通知を見て何が起きたのか? とかなり戸惑った。iPhoneにインストールしてある安否確認アプリには当然安否を知らせるよう通知が来ていたのだが、アプリで深夜に回答しなかったので、その次にiPhoneで使っているGmailに通知が来て安否を回答するよう連絡が来て、さらにメールにも対応しなかったので電話で安否確認をするよう指示が来ていたが、当然寝ていたので電話回答もしない状態だった。
全ての安否確認の指示を結果的に無視してしまったことで、メールにしろ、電話にしろ、複数回にわたって安否を確認するようにという指示が入っていて、朝起きてから通知を見た時のパニック状態はひどかった。
起きてからとりあえず顔を洗って、テレビをつけてニュースで地震の情報を得てから安否確認の回答をしたのだが、ニュースを見た時には震度こそ大きかったものの、ニュースの取り上げ方があまり大きくなかったので、大事には至っていなかったかな、と思った。
ただ、安否確認は複数回届いていたので、その複数回数分の回答をアプリでもメールでもしなくてはならず、朝から往生した。
まあ、災害はいつ何時に襲ってくるかはわからないが、少しだけ注意を払うようにしておくべきかなとは思う。それでも、夜寝るのにiPhoneの通知をサイレントにしておくことはやめない。しっかり疲れを取りたいからである。

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