僕が13年間暮らした福岡から横浜に移住して半年が経過している。移住の経緯は以前にも何度か書いているが、母が認知症を患い、一人で介護する父の負担が大きくなってきたため、サポートせざるを得なかった。そこで、会社と交渉し、福岡勤務から東京勤務への変更を申し出て、これが認められたのである。結局、横浜に移住して2ヶ月後に母はこの世を去ってしまったが、残された父の様子を見守る必要があるため、横浜での生活を続けるつもりであり、自分の年齢を考えても、横浜で骨を埋める覚悟でいる。
会社は福岡勤務から東京勤務への変更を認めてくれたが、条件が一つあった。僕の所属する部署は東京と福岡の両方に拠点があるため、月に1回は福岡に集まり仕事をする必要があり、福岡出張が求められたのである。これには同意したものの、横浜に移住してから今日まで出張は控えていた。母の死後の手続きなどで喪に服していたため、出張を免除してもらっていたのである。
しかし、今回はそろそろ出張せざるを得ない状況となった。そのため、前の会社から長らく内勤を続けていた僕にとっては珍しく、飛行機を使った出張を実施している。朝、羽田空港のラウンジでこの記事を書いている。
福岡に住んでいた頃は、実家への帰省や観たいコンサートへの遠征、旅行などで頻繁に飛行機を利用しており、クレジットカードのゴールドカードで空港ラウンジに入り、お茶を飲みながらリラックスしていたものだ。しかし、横浜に移住してからは母の喪に服していたこともあり、飛行機に乗る機会がめっきり減ってしまった。横浜の自宅は実家から近いため、電車とバスで行けるし、母の喪に服していることもあり、旅行も今のところ控えている。だから、今回の出張は久しぶりの飛行機搭乗であり、空港のラウンジを利用できることが新鮮である。
先日、セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードを入手した話を書いたが、セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードの時は、年会費優遇型だったこともあり、年2回しか空港ラウンジを利用できなかった。そのため、もう一つ所有している銀行系ゴールドカードで空港ラウンジを利用していたのである。しかし、セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードでは空港ラウンジの利用に制限がないため、今回からこのカードで空港ラウンジを利用している。
平日の朝のラッシュ時の空港ラウンジはそれなりに混んでいるが、席は確保できた。まず会社のPCを立ち上げ、会社支給の携帯電話を使ってテザリングでメールとTeamsをチェックし、急ぎの仕事は福岡の事務所に着いてから対応すれば良いことが分かった。そこで会社のPCを閉じ、iPad Air（M2）を開いてこの記事を書いた。今回は2泊3日の出張だが、金曜の午後には福岡空港で再び空港ラウンジを利用すると思う。せっかくプラチナカードを所有しているのだから、年会費を支払っている分、利用できるサービスは積極的に活用したいものである。
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