レビューの詳細は、『ビューティフル・マインド』4K UHD Blu-ray(輸入盤)のレビュー|妄想と現実の狭間で生きた天才数学者。病と折り合いをつけた数奇な半生【Dolby Vision / Dolby Atmos】を参照のこと。
「ビューティフル・マインド」は2001年に輸入盤DVDを購入して、見た記憶がある。当時としても面白かったのだが、映画の中で語られる「Schizophrenia」という医学用語の日本訳を知らなかったため、どんな病気なのかが今ひとつ理解できないままだった。
その後、「Schizophrenia」=「統合失調症」と言うことを知り、精神疾患である病気のことを多少なりとも知るようになった。
今年の春、アメリカのAmazonで3 for $33のセールを開催していることを知り、対象カタログを見ていたら、この「ビューティフル・マインド」4K UHD Blu-rayも対象であることを知ったので、DVD以来見ていなかった本作を改めて4K UHD Blu-rayで見直してみようと買い求めた。セールで安かったから買ったと言うのもあって、セール対象外だったら買わなかったかもしれない。
購入後は気になっていたのであるが、今日、見る気になったので久しぶりに見た次第である。
「Schizophrenia」=「統合失調症」と認識の上で作品を見ると、世間の誤解が多い「統合失調症」の本質をよく捉えた作品として仕上がっていると思った。輸入盤DVDの時にも病名がわからないままで見ていても本質は押さえていたのだが、病気の正体を知った上で見ると、世間の誤解を解くような作りになっていると感じた。
その一方で、ノーベル賞を受賞したジョン・ナッシュという数学者が病気に侵されながらもなんとかサバイヴしていこうとする人生観に前向きさを感じたのも事実である。
病気の認識がないジョンが陰謀に巻き込まれていくと感じているシーンはかなりサスペンスフルであり、病気のことがわからない観客にも病気になるとどういう体験をするのかが明確に示されていて、面白い演出だと感じた。
日本では4K UHD Blu-ray化はされないだろう。この作品を高画質、高音質で見られるのは輸入盤4K UHD Blu-rayだけだろうと思う。Dolby Atmosに再ミックスされた音響効果の素晴らしさを含め、買いである。

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