山下達郎「Maniac Tour」の感想

今回、初めて山下達郎のライブに行ってみた。それは通勤時の電車の広告ポスターに、山下達郎のライブのチケット発売の告知が載っていたからで、その時点でベスト盤を所有していた僕としては、気軽な気持ちでチケットを購入していたのである。しかし、チケット確保後、山下達郎のホームページを見ると、今回のツアーは普段ライブでは演奏しない曲ばかりの選曲だと聞き、大丈夫かなと心配していた。

会場に着いて思ったのは、ファンの年齢層が高い、ということである。ライブでは山下達郎は61歳と言っていたが、ファンも高齢化の一途を辿っている感じ。それでも福岡県屈指のコンサートホール、福岡サンパレス2Daysを完売なのだから、人気は衰えていないなと思う。

他のアーティストのライブと違って、基本座ってミュージシャンの演奏を聴くスタイルなので、かなり楽。40代半ばになると、ライブでずっと立っているのはきつい。

肝心の選曲だが、1回もライブで演奏したことのない曲や、20年ぶりという曲、30年ぶりという曲が多く、ベスト盤の生半可な知識では対応不可能。なんという曲かすらわからなかった。でも飽きるかといえば、飽きない。曲の出来がいいのが一因だが、途中長い、でも楽しいMCがあったり、アカペラのコーナーや、キーボード弾き語りがあったりするので、なかなか魅力的。

アンコールになるとようやく知っている曲を演奏し、こちらのテンションも上がる。ある曲は、かなり意外だったようで、歓声が上がった。僕もこの曲は好きなので、リズムを刻んでしまった。

やっぱり思ったのは、61歳という年齢を感じさせない声が魅力の一つではなかったかと思う。あの高い声は早々出るものではないと思う。

9/8追記
山下達郎 Maniac Tour-PERFORMANCE 2014の詳細なレビューを書きました。不完全ながら、セットリストも公開しています。

コメント

  1. れのん より:

    ライブのセットリストに間違いがあるので、ご報告します。MUSIC BOOKのあとに、POCKET MUSICをやってました。あと、I LOVE YOU PartⅡはやりませんでした。

  2. がちゃん より:

    れのんさん、情報ありがとうございます。早速セットリスト修正しました。

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