あらすじ
スターゲイザーが自爆する寸前で、ピカードは自分の家にいることに気づく。しかし、何かが変わっていた。その世界は、Qが生み出した新しい世界で、ピカードは異星人たちを処罰し、地球人の繁栄のために活動していた将軍だったのである。大統領はセブンことアニカ・ハンセンが職務についており、異星人の研究にジュラティがついていた。その他のラフィ、エルノア、リオスもこの世界に転送されていた。ピカードとアニカは、ジュラティの説明のもと、ボーグクイーンと対面し、歴史が2024年の地球のロサンゼルスで切り替わったことを知り、ボーグクイーンの能力のもと、タイムトラベルで2024年の地球に飛ぼうと戦略を立てる。しかし、ピカードたちが転送された日は、根絶デーであり、ボーグクイーンを処罰する日であった。そのため、ピカードたちはギリギリのチャンスに挑みかかる。
感想
前話である第1話でまさかのQの登場に驚いたと思ったら、今作では歴史が変わってしまったことが知らされる。Qによるピカードへのテストのためにである。まさかピカードが「スター・トレック:ディープ・スペース・ナイン」のガル・デュカットやマートク将軍を抹殺したとは、内輪受けの展開だが、シスコの名前も出てくることから、「ディープ・スペース・ナイン」にも関係する展開のような気がする。ボーグクイーンから歴史が変わったのは2024年のロサンゼルスという話を受けて、ピカードたちはタイムトラベルを行おうとするのだが、このタイムトラベルの先にシスコたちがいるような気がしないでもない。この世界は、地球人が宇宙を支配している世界なので、一瞬鏡像世界の話かと思ったが、そうではないみたいである。ボーグクイーンを使ってタイムトラベルを行おうとするピカードたちだったが、それが成功する前に周囲の人々にバレて危機一髪のところで次回に続く、というのは、焦らしがきついなと思う。
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