あらすじ
セリトスは、ドゥープラーという異星人を宇宙基地に連れて行く任務を追っていた。ドゥープラーは、わずかな心の動揺により、分裂して2体になってしまうという性質を持っていた。そのため、セリトスのクルーは気を使っていたのだが、宇宙基地に到着する間近で艦長の失言により、ドゥープラーは分裂を開始し、みるみるうちにセリトス船内を多数のドゥープラーが占めることになった。その頃、マリナーとボイムラーは宇宙基地で開かれるパーティに潜入すべく、いろいろ企んでいた。ボイムラーが宇宙船タイタンに所属していた過去と、ボイムラーのコピーがタイタンにいることから、マリナーとボイムラーはパーティに潜入する。しかし、パーティは期待外れだった。そのため、バーで飲むことになった。そのバーはかつてカークやスポックも訪れた場所だった。
感想
今回のエピソードは、ドゥープラーという異星人が、心理的恥から分裂してしまい、セリトスを覆い尽くすまで分裂を起こしてしまうパニック物と、マリナーとボイムラーが宇宙基地でのパーティに潜入する話の2本立てになっている。ドゥープラーの分裂騒動は、あることがきっかけで分裂をやめて統合する方法が見つかり、ことなきを得るのだが、マリナーとボイムラーのパーティ潜入話は、結局パーティに馴染めず、バーで飲む話になっている。そこのバーにはかつてカークもスポックもいたという話で、バーで飲んだ方が楽しい結果に終わっている。テンディとラザフォードはセリトスの模型を組み立てる途中でドゥープラーの分裂にあい、ピンチになるのだが、それもなんとかやり過ごしていたのは面白い。やはり、スター・トレックなんだなと思わせる話である。
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