スター・トレック:ローワー・デッキ シーズン2 エピソード2「ケイション 彼の目は開かれた」(Amazon Prime Video)

 あらすじ

セリトスのボイムラーが抜けた後にジェットという男がやってくる。しかし、彼はマリナーたちとは張り合うだけで、関係は良くなかった。その彼らに任務がやってくる。コレクターの一人が死亡し、コレクションの一部を処分して欲しいとのギルドからの要請を受けたのである。新しくケイションがリーダーとなって、マリナーたちを引き連れ、コレクターの遺品を処分し始めるが、ある遺品を動かしたことがきっかけで、防御装置が作動してしまい、マリナーたちは危機一髪に陥る。ケイションも防御装置によって人形になってしまい、マリナーとジェットが争って事態の打開に動く。その頃、ボイムラーは、タイタンで鉱石を運ぶ船の追跡をしていた。ボイムラーは上陸班に任命され、鉱山で船に仕組む信号発信機を組み込もうとしていたが、襲撃に遭う。

感想

「スター・トレック:ローワー・デッキ」の第2シーズンの第2話は、マリナーたちのピンチと、ボイムラーのピンチが平行で描かれるアクション物になっている。と言ってもコメディアニメなので、主人公たちのピンチも笑って見ていられる物であるが、マリナーたちのピンチが、コレクターの遺品片付けでピンチになるのに対し、ボイムラーのピンチが鉱石収集業者の悪事を止めるための作戦と、質が違うところがポイントである。で、マリナーたちは、ラザフォードとテンディの発案で逃げることに成功し、ボイムラーは自分のクローンを作ってピンチを交わすところが面白い。クローンといえば、タイタンの艦長ライカーもクローンがいたのはシリーズを見ている人にはお馴染みだが、それを引っ掛けた話にしてあるのは、ユニークである。最終的には、ボイムラーのクローンと本体が別れる話になっていて、ボイムラー本体はまたセリトスに戻ってくるのが、らしいといえばらしい。

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