映画「ダーク・シャドウ」(Tジョイ博多・字幕版)

僕の敬愛する監督ティム・バートンと売れっ子俳優になってしまったジョニー・デップの最強タッグが何度目かのコンビを結成して作り上げた映画。元々は1960年代のTVドラマだったそうで、結構長く放映されていた模様。でこの映画の解説読むとコメディのように描かれているが、実際見たところコメディ要素はあまりないなと感じた。なくはないのだが、元々登場人物が全員アクがあるキャラなので、主人公のバーナバスが200年の時を超えて蘇ったバンパイヤの位置の悪さみたいなものがあまり出てこない。観ていて感じるのは女性キャラの強さみたいなもので、コリンズ当主のエリザベスを始め、結構芯が通っているキャラが多いような気がする。個人的にはクロエ・グレース・モレッツに注目していたのだが、反抗期の少女と思いきや、実は…だったのは意外。それとこの映画、実は愛をテーマにした映画のような気がする。それもバーナバスと召使で悪魔のアンジェリークの葛藤のようなものが映画のコアをなしていると思う。バーナバス自身はアンジェリークに心は許してなさそうだが、肉体関係はあるので、何だそれ、と思ったしまったが。しかしティム・バートンも子供の父親になってから、作風変わったなと思う。

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