映画「ゴジラvsコング」(輸入盤4K UHD Blu-ray)

映画・テレビ

 レビューの詳細は、GODZILLA VS. KONG(4K UHD Blu-ray)/ゴジラvsコング/輸入盤DVDで観た映画のレビューを参照のこと。2021年7月2日に公開予定の「ゴジラvsコング」だが、輸入盤4K UHD Blu-rayを一足早く入手してしまったので、今回それで鑑賞した。内容的にはIMAXで見た方が迫力ある映像が楽しめる出来で、ゴジラとコングの対決がとにかく見どころの映画である。ただ、4K UHD Blu-rayもDOLBY VISION/ATMOSの仕様なので、DOLBY CINEMAで見るのとはそう違いのない映像、音響が楽しめると思っている。2014年から始まったモンスター・バースシリーズの最新作で、ゴジラとコングがバトルを繰り広げるという映画だが、クライマックスの香港での対決は、香港が壊滅的破壊をしてしまうところに興奮感を覚える物になっている。また、今回登場する企業、エイペックス社が密かに開発していた対ゴジラ兵器が実は…という設定で、これも興奮を覚えるであろう。日本からは小栗旬が出演しているが、あまり出番がなく、役所も物足りないので、ファンの人はがっかりするのではないかと思われる。映像はネイティヴ4Kのマスターを4K UHD Blu-rayに収録しているので、ゴジラやコングの肌や毛並みが高精細で描かれ、その巨大感を実感できるような映像を提供している。また、DOLBY VISIONによる夜の香港の夜景は、素晴らしいテクスチャーで描かれ、ここでゴジラとコングの対決が行われることに興奮を感じ得ない。音響はDOLBY ATMOSで収録されていて、物語冒頭からずっとイマーシヴなサラウンドが継続しているので、迫力を感じるところである。ゴジラの咆哮や、コングの行動などで全方位からの移動感を感じさせられる物であり、DOLBY ATMOSのデモ音源として、成り立つのではないかと思う。

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