レビューの詳細は、ジュラシック・パーク(4K UHD/iTunes Movies)/Apple TVで観た映画のレビューを参照のこと。スティーヴン・スピルバーグの代表作であり、CGによる映像表現の発展に寄与したパニック映画が、この「ジュラシック・パーク」である。この映画はレーザーディスク時代にディスクを購入し、DOLBY SURROUNDによるティラノサウルスの咆哮をテスト用ディスクとしてよく見た記憶があるが、Blu-rayを買っても見ることもなく、いつの頃かiTunes Moviesで「ジュラシック・パーク 五作品パック」がセールで売り出されていたので購入したものを、今回見たのである。久しぶりの鑑賞になったが、4K/HDRによる美しい映像は見惚れるところがある。しかし、4Kになったことで、CGによる恐竜の描写が解像度が甘く感じられてしまい、目のセンスが突き抜けてしまったのだなと思うところである。音響も配信なのでDOLBY DIGITAL 5.1chとちょっと古びたサウンドの仕様だが、それでも恐竜たちの咆哮はレーザーディスクのPCM DOLBY SURROUNDを遥かに上回る効果のあるサウンドで、迫力が増している。今となっては結構古い部類に入る作品ではあるが、その面白さは古びるところがなく、恐竜のテーマパークというアイデアといい、今見ても新鮮に思うところがある。
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