あらすじ
ウエスト・ビューの街にもハロウィーンの夜がやってきた。ワンダは息子たちとハロウィーンに出かける準備をする。しかし、ヴィジョンは彼女たちと同行しなかった。その代わりに姿格好が本人とは違うピエトロが、ワンダの息子たちの相手として同行することになる。クイックシルバーの異名を取るピエトロは、ワンダの息子たちと共に高速で移動し、ハロウィーンのお菓子を大量に持ち出したり、様々な悪戯をする。その頃、ウエスト・ビューの外で調査をしていたソードは、ダーシーやウー捜査官たちがなんとかして機密情報を盗もうとしていた。一方一人ウエスト・ビューを彷徨っていたヴィジョンは、ヘックスの縁にいる人々が動かないことを知り、自らヘックスの外に出ようとする。しかし、外にでかかったヴィジョンは体が崩壊し始めていた。そして、それを知ったワンダは超能力を発揮し、ヘックスの領域を拡大させる。
感想
謎が謎を呼ぶ「ワンダヴィジョン」であるが、ワンダの作った世界では相変わらずシットコムの世界で物語が繰り広げられている。今回はハロウィーンの夜を作り出していて、息子やピエトロとお菓子をもらう遊びをしていた。しかし、姿格好の違うピエトロは、息子たちに高速移動の使い方を教え、ハロウィーンをあっという間にめちゃくちゃにしてしまう。その辺はギャグ担当であると言える。その一方でヘックスの外にいるソードの調査班は、ワンダをなんとか始末しようと企んでいる。特にヘイワード司令が何を考えているのかがわからず、不気味である。その中でダーシーやウー捜査官たちは、独自の動きをし始めるが、彼らの動きが事件の解決に至るのかは謎である。そして、ヴィジョンがヘックスの外に出る決意をして、体が崩壊していく様は、圧巻である。この先の展開が読めない。どう決着をつけるのか、興味津々である。
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