映画「チャイナタウン」(Apple TV 4K/iTunes Movies/4K UHD)

 レビューの詳細は、チャイナタウン(4K UHD/iTunes Movies)/Apple TVで観た映画のレビューを参照のこと。僕がこの映画のことを知ったのは、今から30年も前の1990年ごろに遡る。当時、大学生でカナダはヴァンクーバーに夏休みのショートステイをしていた頃、映画館で「黄昏のチャイナタウン」(原題:The Two Jakes)が上映されていて、気になっていたのである。その「黄昏のチャイナタウン」自体は結局今に至るまで見たことはないのではあるが、元の話である「チャイナタウン」はなんかの機会に見た記憶がある。だが、今日見るまで話の筋をほとんど覚えていなかった。ロマン・ポランスキー監督によるフィルム・ノワールとしては、出来の良い作品であり、どうも4K UHD Blu-ray自体がリリースされていないようであり、現状iTunes Moviesでしか4K UHDでの鑑賞はできないようである。映像はフィルム・ノワールなので独特の色彩をしていて、4K/HDRでの色彩が見事に再現されている。また、音響もオリジナルの映画はモノラルではあったが、今回の配信ではDOLBY DIGITAL 5.1chでサラウンド化され、音の広がり感を感じ取ることができる。ただ、音質はあまり良くはない。映画としての出来はいいので、iTunes Moviesで映画を見られる環境にある人は、見ておくことをお勧めする。

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