あらすじ
エメラルド・チェーンのオサイラーの手に落ちたディスカバリーは、星雲から惑星連邦のある空域まで胞子ドライブによるジャンプで戻ってきた。ディスカバリーはオサイラーの船に攻撃を受け続け、惑星連邦はシールドを解除してディスカバリーを連邦領域内に入れる。それはオサイラーにとっては、連邦内への侵入を意味していた。オサイラーは連邦の提督とコンタクトを取り、和平条約を申し出る。それを疑う提督だったが、表面上オサイラーは和平に本気のようだった。その頃、星雲に取り残されたマイケルとブックはブックの船でなんとか連邦領域内に戻り、ディスカバリーに潜入する。そしてマイケルはスタメッツの身の安全を確保すべく、一人戦いを挑む。オサイラーの部下に制圧されたクルーたちも作戦を練って反撃し、船の奪還を目論む。マイケルはスタメッツと再開し、彼の身の安全を確保する。しかし、スタメッツは星雲に残ったヒューやアディラのことが心配で、マイケルに反発していた。
感想
正月元日から配信されたこの新エピソードは、エメラルド・チェーンのオサイラーの企みが見え隠れするストーリーになっている。表向き惑星連邦と統一化を図りたいというオサイラーだが、彼女の本当の狙いは胞子ドライブにあるようである。ダイリチウムの在庫が底を尽きかけているエメラルド・チェーンにとっては、胞子ドライブは喉から手が出るほどの技術になっていると思われる。それが表向きは和平を提案するオサイラーの本当の狙いのようである。このエピソードでは星雲に残ったサルーやヒュー、アディラ達の消息は描かれず、オサイラーに乗っ取られたディスカバリーのクルーたちのディスカバリー奪還作戦がメインの展開になっている。シーズン3も残りわずかだが、この展開にどう落とし前をつけるのか、気になるところである。
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