レビューの詳細は、THE GAME(Blu-ray)/ゲーム/輸入盤DVDで観た映画のレビューを参照のこと。この映画は輸入盤レーザーディスクで最初に鑑賞し、レーザーディスクがサビでノイズだらけになったので輸入盤DVDを購入して再見した記憶がある。ただ、観たのは上記サイトを立ち上げる前だったこともあり、詳細なレビューはしてこなかった過去がある。たまたま掲示板でこの映画のことに触れられている書き込みがあり、「そう言えば輸入盤のクライテリオン版を買った記憶があったな」と思い出し、Blu-rayのラックを探したところ、手元にあるのがわかったので今回久しぶりに見てみることにした。初期のデヴィッド・フィンチャーの作品に特有の大どんでん返しのラストは、忘れていなかったのでオチは知ってはいたのだが、そこに至るまでの過程はすっかり忘れていたので、改めてクライテリオン版を鑑賞して、2時間強の長さを楽しむことができた。クライテリオン版なので、画質、音質は不満がない。残念なことに諸事情によりスピーカーでのサラウンドは楽しめなかったので、ヤマハのAVアンプに搭載されているヘッドフォン用のサイレントシネマ機能を使って、ヘッドフォンでサラウンドを堪能したが、そこそこ使える機能であると言える。監督監修のビデオトランスファーなので、本物の映像が堪能できる。NetflixやAmazon Prime Video、iTunes Moviesでは現在配信していないので、このBlu-rayは貴重なディスクである。
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