Apple Watch Series 5の最大の特徴は、常時点灯モードがあるということだろう。Series 4までのApple Watchは普段は画面が完全に消灯していて、手首を捻って自分の顔に向けた時だけ時計として時刻を表示させるようになっていた。Series 5になって、普段の画面でも表示輝度を落とし、また描画速度を毎秒1秒に抑えることで、時計の常時点灯が可能になっているのである。しかし、その分バッテリーの持ちはあまり良くなく、18時間が動作限界であるとされてきた。僕は先週の金曜に購入するまで、掲示板で先に入手した人の意見に目を通してきて、買い換えるか、Series 4のままで行くか検討してきた。結局は買い替えたのだが、僕のApple Watchの使い方は、22時に100%の充電状態で腕に装着し、朝6時45分まで就寝中にAutoSleepという睡眠測定アプリで睡眠をモニターしている。そして、朝は洗顔の間は時計を外しているが、その後も腕に装着し、各種通知を受信して、19時まで使うというパターンである。それをApple Watch Series 5で当てはめると、動作時間が足らないことになる。そこで、22時から6時45分までの睡眠時間中は、Apple Watchをシアターモードにして、一切画面表示させないようにした。それをした上で、その他の時間は常時表示モードで運用していたのであるが、少なくとも自宅で使っている限りにおいては、19時まで使用して残量38%で着地するようである。なので、就寝時間だけシアターモードで画面表示させなければ、僕の使い方でも1日持つことになる。これは大きな収穫で、夜の睡眠モニターができるというのは大いに役に立つところである。
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