レビューの詳細は、2 FAST 2 FURIOUS(Blu-ray)/ワイルド・スピードX2/輸入盤DVDで観た映画のレビューを参照のこと。大ヒットした「ワイルド・スピード」シリーズの第2作目がこの「ワイルド・スピードX2」であるが、前作から引き続き登場するのは、ポール・ウォーカー演じるブライアン・オコナーだけで、しかも前作で警官だったブライアンが、今作では警官を辞めてマイアミで走り屋として活躍していたという設定。そのブライアンが警察に捕まり、マイアミ税関から麻薬の資金洗浄をしているカーターという男を逮捕すべく潜入捜査を強要されるという展開で、今作ではブライアンの相棒としてローマンという黒人の走り屋が登場する。レビューにも書いたが、ストーリー的には少し弱い。話の盛り上がりに欠ける嫌いがあり、キャラも立っていない。それでも大ヒットは記録しているから、いかに前作が人気あったか、ということになる。物語冒頭の公道レースに登場するキャラが、後半のクライマックスで活躍するのは、伏線として面白いが、意外性はなかった。少し残念な出来の映画である。
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