DVD/Blu-rayの売り上げが5年で半減

昨日、The Digital Bitsの記事を見て驚いたことがある。アメリカ映画協会が調査した結果、2014年のDVD/Blu-rayの売り上げから2018年の売り上げを比較すると、なんと半減しているというのである。2014年の売り上げは、252億ドルだったものが、2018年は131億ドルまで落ち込んでいるのだという。でも、ホームシアター関連の売り上げは、2018年はその前年から16%上昇しているという。つまり、物理メディアの売り上げが下がっているのに対し、ストリーミングやケーブルTV関連の契約が増えて、そちらに顧客が流れているのだという。ちなみに物理メディア内でのシェアは、DVDが全体の60%を占め、4K UHD Blu-rayは5%のシェアを確保している。これを見ると、物理メディアを購入している僕でも、「ここまでストリーミング等の契約に客が流れているのか」と驚きを隠しきれない。物理メディアの場合、廃盤になる前にディスクを買っておけば、いつでも見られるが、ストリーミング配信では、契約が切れて配信中止になったら、もう見ることはできない。それで物理メディアを買っているのだが、この秋にアメリカで始まるディズニー+やApple TV+を考えると、物理メディアの購入を見直した方がいいのかな、と思わざるを得ない。ただ、映像・音質のクオリティは物理メディアが上なので悩ましいところである。

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