時事通信が伝えたところによると、中国で史上最高の制作費(126億円)をかけたファンタジー映画「阿修羅」が記録的な不入りにより、公開初週で上映が打ち切られることになったと伝えた。時事通信によると、アリババ・ピクチャーズが製作した「阿修羅」は、チベット仏教の神話に着想を得た3部作の第1作目だったというが、初週の興行収入がわずか8億円だったという。なんかこういう爆死映画の話を聞くと、見たくなるのは映画ファンのサガというものだろうか。2016年にはハリウッドが「グレート・ウォール」を製作して、やはり爆死しているが、「グレート・ウォール」は3Dとサラウンドで楽しむにはそんなにひどい出来ではなかったと思う。しかし、中国市場でこういうファンタジー映画がこける、というのは、やはり中国の文化が育っていない証のようなものかなとも思う。
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