2017年4月10日の記事で、「iPhone 7 Plusのカメラで室内を撮影すると、水彩画のようになる」という内容の記事を書いている。そのときには、特に異常は認めない旨の記事を書いたと思う。今日、福岡市動植物園に行って、檻の中にいるライオンを撮影して、その画像を見たときに、実は水彩画になっているのが確認できたので、やはり異常はあるということが判明した。この環境は、檻の外から檻の中を撮影しているもので、檻の両端は外気の光でハレーションを起こしている。フォーカスは檻に合っているようで、その奥にあるライオンはボケている感じがある。焦点距離は3.99、F値は1.8、露出プログラムは2、露出時間は1/17になっている。上の写真は元データで、下の写真は、そこから切り出したものである。ただ、iPhone 7 Plusがリリースされてすでに10ヶ月を経過し、特に騒いでいる人が多いわけでもないから、この問題の修正は厳しいと思う。iOS 11での改善に期待したいところである。
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