iPhone 13 ProのDOLBY VISIONをMacBook ProのDaVinci Resolve 17で加工してみる

僕がiPhone 13 Proを買ったのは、第一にiPhone 11 Proのバッテリー容量が81%まで落ちていて、ゆとりがなかったのもあるが、iPhone 12 Proから動画の撮影にDOLBY VISIONが採用されたことも影響している。旅行に行く時、動画を色々撮ってはいるが、今までのiPhoneではHDRの動画は撮れなかったので、iPhone 13 Proを手にしたことで、初めてHDRの効果を発揮できる。しかし、iPhone 13 Proを買ったはいいものの、動画を撮るチャンスが今までなかった。新型コロナウイルスの影響で旅行等を自粛していたからである。今日、試しに自宅から外の様子を20秒だけ動画を撮ってみて、その先がどうなるかを確認した。iPhoneはDOLBY VISIONである。そのデータをMacBook Proの写真.appにコピーすると、HDRとして認識される。macOSはBig Surなので、多分DOLBY VISIONで保存されていると思われる。それをDaVinci Resolve 17の無料版で読み込み、単にH265に変換して書き出した。DaVinci Resolve 17は、設定をHDRの仕様に変えている。それは下記に記す。書き出したファイルをMacBook ProのBig Surでのクイックルックで確かめると、HDRと認識される。ただ、それをNASに入れ、Apple TV 4Kで見ると、EXOFIELD THEATERのDOLBY VISION非対応が影響しているのか、白っ茶けた色になった。それで、YouTubeに非公開でアップロードしたところ、HDRの効果は出ているようであった。試しにApple純正のFinal Cut Proの体験版もインストールしてみたが、色調は変わらないどころか、フィいるサイズが大きくなりすぎで、使い物にならなかった。多分、今後はDaVinci Resolve 17の設定で編集すると思う。

DaVinci Resolveの設定

  1. 画面右下の歯車をクリック
  2. 画面左の「カラーマネジメント」をクリック
  3. 「カラースペース&変換」を下記の通りにする

  • カラーサイエンス:          DaVinci YRGB Color Managed
  • Resolve Color Management Preset: HDR Rec2020
  • Output Color Space:         Rec2100 HLG

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