アメリカのギャラップ社が調査している世界の会社員のやる気調査で、日本の全社員の7割が「やる気」がなく、ただ言われた仕事をこなすだけの状態であることが明らかになった。仕事を改善し、会社への貢献度が高い社員はわずか6%だという。そういえばそんなものかな、と思う。僕も仕事にやる気は起きていない。メンタルの病気の関係もあって、気力が出ないことも多いのだが、やる気があるときでも、要は定型の仕事をこなすだけ。決して会社の貢献度は高くないと思う。当然、会社の業務評価は低く、給料も下落気味なのだが、給料のセーフティネットが働くので、一定以上落ちない。つまり給料は上がりもしないが、下がりもしないのである。そう考えると、頑張ろう、という気分はなくなる。いかに会社にしがみつくかだけしか考えない。給料を上げるには、相当頑張らないといけないので、体調的に無理。それで、やる気のない社員の出来上がりである。こんな状態では、確かに会社に対しては貢献してないとは思うが、若い頃は、自分を犠牲にして働いたという想いはあるから、今の貢献度のなさもあまり気にしていない。そういう人が多いのではないかと思う。日本社会の仕組みが変わらないと、このやる気のない社員7割の割合は変わらないと思う。
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