ビジネス雑誌のプレジデントが、今日の記事で「Apple Payの登場から半年での実力を再検証する」と書いている。内容は、Apple Payの仕組みや、使い勝手などで、普段からApple Payを利用している僕には目新しいものではない。記事では、Apple Payに追加したSuicaが便利である反面、iDやQUICPayが指紋認証をしないといけないので不便である、と書いているが、僕個人はそんなに不便を感じたことがない。iPhoneだと指紋認証だが、僕はApple Watchに登録したQUICPayまたはiDで買い物をするので、決済時にサイドボタンをダブルクリックするだけ。セキュリティもあるので、それくらいの手間はかかってもいいと思う。また、iPhoneで指紋認証するときも、一旦指紋認証してしまえば、Touchボタンに指を置いておく必要はない。暫くの間、認証解除の状態になるので、ただ、リーダーにiPhoneをかざすだけ。その辺の使い勝手をまだプレジデントは認識していないと思う。まあ、面倒なのは、少額決済でもレシートは保管しておかないと、あとでクレジットの明細と突き合わせるのが手間になるだけ、ということぐらいか。不正利用は多分起こらないと思うが。Apple Payの一番の障壁は、現金決済を好む日本人の性格をどう変えるか、にあると思う。
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