NTTが、3D眼鏡をかけた人には3Dで映像が見え、3D眼鏡をかけないで普通に映像を見た人には、2Dで見える映像技術を開発したと発表した。どうも元の2D画像に対し、隠れた3D用の視差映像を入れ込むことで、裸眼で見た人には2Dを、3D眼鏡をかけた人には3Dで見られるようにしているらしい。これは、現行の3Dテレビでも利用可能ということなので、利便性はあるだろうと思う。ただ、弱点もあり、3Dの効果は小さいとのことで、本来の3Dの奥行き感を得るには、やはり従来通りの3D映像を提供せざるを得ないということで、ちょっと残念。家庭での3D映像は普及に失敗し、4Kテレビでも3Dの仕様は採用されず、3Dテレビの生産も無くなってきているため、映像革新がない状態である。そろそろ4Kで3Dという仕様が発表されないかな、と思っているのだが、無理だろうか。
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