AirPods、ワイヤレスヘッドホンの売り上げシェアの26%を獲得

当初の発売開始予定から大幅に遅れ、12月の中旬に突如発売された、Appleの完全ワイヤレスのヘッドホンAirPods。当初はごくわずかにしか2016年には出荷しないという見解もあったが、実際には緊急増産したのか、2016年にかなりの量を販売したことになっているようである。それを裏付ける調査報告がある。Slice Intelligenceという調査会社が調べたところによると、12月の中旬から発売を開始したAirPodsが、わずか2週間で、シェアを26%も獲得していることが明らかになったのである。ちなみに12月にオンラインで販売されたヘッドホンの75%はワイヤレスヘッドホンだったことから、その売り上げにAirPodsが貢献していることは明らかである。そして、2016年度通年でのワイヤレスヘッドホンの約半数を、AirPodsが2週間で達していることも明らかになっている。確かに、僕自身もピックアップで運良くクリスマスイブに手に入れたが、オンラインの段階でも実家に帰省しなければ、年内入手は可能だったみたいである。結構出荷量が多かったという印象がある。それでもまだ需要には追いついていないようであるが。AirPodsは、確かに手軽で使いやすい。音質はほどほどだが、コードがないというのがどれほど楽かが思い知らされる製品だと思う。ただ、カナル型ではないので、街の騒音は聞こえやすく、楽曲が埋もれがちな気はする。そこは残念。それでもワイヤレスヘッドホンとしては、革新的製品であると思う。

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