ANAが乗客に提供した食事はバナナ1本のみ? 真相は…

海外のメディアが複数報じたところによると、ANAの羽田発シドニー行きに搭乗した乗客が、グルテンフリーの食事を要望したところ、9時間のフライトでバナナ1本しか提供されなかった、という話が世界を駆け巡っている。それに対し、ANAは真正面から反論している。この乗客は、グルテンを摂取すると異常反応を示す「セリアック病」を患っていたため、ANAに事前にグルテンフリーの機内食を要望したという。それに対し、ANA側もグルテンフリーの特別食を提供しているという。しかし、乗客が「量が足りない」と申し出たため、通常料理の一部も追加提供したという。便が到着する前のサービスで、ようやく本命のバナナ1本が登場するのだが、これは他の乗客が、サンドウィッチを食べていることからの配慮だという。それでも乗客は満足せず、ANA側は、前日のチキンを追加で提供している、とのことである。この話、だんだん大きくなってANA側が不利なような書き方をされている様子がうかがえるが、多分ANAの言い分の方が正しいような気がする。乗客が話題に誇張して話しているだけだと思う。ANAが本当に9時間のフライトでバナナ1本だけだったら、ANAのブランドは間違いなく沈む。そのようなことはしないだろうと個人的には思っている。なので、この話はANAの方が信頼性があると思う。しかし、グルテンに異常反応を示す病気があるとは、初めて知った。世の中、知らない病気がいろいろあるのだな、実感した次第である。

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