Microsoft開発のAI、ヒットラーを支持

ここのところ、いろいろなIT企業がAIの開発にしのぎを削っているが、Microsoftが、この23日にTwitter上でTayという人工知能をお披露目した。実験的にインターネットで人と触れ合い、学習するという目的だったのだが、アメリカにおいては、そのツイートする人たちが、ヘイトスピーチ、すなわち、ヒットラー崇拝、ユダヤ人排除、人種差別などのツイートを繰り返しおこなった結果、Tayはヒットラーを賛美し、ユダヤ人をヘイトし、人種差別発言をするようになったという。結局、Microsoftは実験を中止して、Tayの手直しをするみたいだが、なんか、この実験、ある意味SF映画のディストピアものの一つのような感じで、好奇心が湧くと同時に、ちょっと怖くなってきた。コンピューターはまだまだ融通が利くところまで来ていないので、変な学習をさせると、脅威の存在になると思う。まだ、人工知能が活躍するまでには時間がかかりそうである。

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