機動戦士Zガンダム 第30話「ジェリド特攻」

あらすじ

アレキサンドリアのガディは、エゥーゴに対しての作戦を立てる。それはヤザンを囮に使ってアーガマのモビルスーツ隊をアーガマ、ラーデッシュから引き離し、そして艦隊攻撃でアーガマを廃棄されたコロニーに逃げ込ませる。そこにジェリド、マウアーの二人がモビルスーツで攻撃を仕掛ける、というものだった。カミーユを撃墜しなければ、先がないと意気込むジェリドに対して、マウアーは自分がいつも側にいることを伝える。ヤザン隊がアーガマ等に攻撃を仕掛け、アーガマは予想通り、廃棄されたコロニーに逃げ込む。そこにジェリドとマウアーが火線を開くが、カミーユの感により、ジェリドの攻撃は邪魔される。そしてジェリドが危機に陥った時、マウアーは自分を盾にしてジェリドを守る。マウアーを失ったジェリドは最後の力を振り絞ってアーガマへ特攻を仕掛けるが、カミーユやエマの働きにより、阻止される。

感想

ジェリドが大切なマウアーを失い、カミーユに一矢を報いようとするも果たせない、という結構緊迫感のある話。カミーユの感が鋭く、ファの危機やジェリドの意思などを敏感に感じ取って、冷静に対処していくが、ジェリドの気迫に圧倒されている面もある。しかし、ジェリドって運のないキャラだと思う。そもそもカミーユをからかわなければこんなことにならなかったのに、からかったためにカミーユをエゥーゴに参加させるきっかけを作ってしまうし、気になる女性は皆カミーユに落とされるしで、いいところが何もない。それでいて自分は生き延びてしまうのだから、何とも言えないところはある。ファはパイロットではあるものの、子供の世話焼きでは、結構重要な位置にいると思う。彼女の素質みたいなものかと思う。

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