あらすじ
ズィンディの星域を調査中のエンタープライズは、デルフィック領域で数ヶ月前に消息を絶ったバルカン船セレヤを発見する。交信を試みるも反応がないため、セレヤのいる場所まで航行をして行った。そこは小惑星帯の中で、エンタープライズでは行動が取れないため、アーチャーやトゥポルは、シャトルポッドでセレヤに乗り込む。しかし、バルカン船セレヤの乗組員は、すべて理性を失っていて、まるでゾンビのような状態になってアーチャー達に襲い掛かってきた。そしてトゥポルも次第に精神の抑圧ができなくなる。一方その小惑星に、空間異常を抑制するトレリウムDが、豊富に含まれていることを知ったタッカーとメイウェザーは、もう一機のシャトルポッドでトレリウルDを採取に行く。
感想
デルフィック領域の空間異常を抑制する物質トレリウムDが、実はバルカン人の精神抑圧を開放してしまい、神経を破壊する副作用があることが判明した、また新たな問題を抱える発端となる話である。タッカー達が、トレリウルDを大量に採取したため、エンタープライズの船首はトレリウムDで空間異常を防護できるが、今度はトゥポルの身に危機が迫ってしまうというジレンマに陥っている。しかし、あらすじでも書いたが、トレリウムDにより、神経をやられてしまったバルカン船セレヤの乗組員の様子は、まるでゾンビで、今エピソードはゾンビ映画的要素が多いなと思ったりする。ゾンビ映画と違うのは、主役達に被害が起きない(トゥポルを除く)という点だろうか。
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