レビューの詳細は、SHAFT(Blu-ray)/黒いジャガー/輸入盤DVDで観た映画のレビューを参照のこと。レビューの最後でも書いたが、輸入盤とはいっても、このBlu-rayは全世界共通ディスクなので、日本のプレイヤーで再生すれば、日本語字幕が出てくる。これには結構助かった部分がある。実はWebサイトを開設する以前の時期に、DVDでこの映画を観賞していたが、英語のスラングが多いせいか、あまり理解出来ないで終わっていた部分があって、消化不良を感じていたのである。でBlu-rayを買い増して、これに日本語字幕が入っていたので、ストーリーの理解度が深まった部分はある。ただ、ストーリー自体が面白いかと言われると、あまり面白い物ではないと思う。ありきたりの出来で、期待したほどでもない。でも1970年代というハリウッドが沈没しかかっていた時期に、これまでターゲットにしていなかった黒人観客を劇場に呼び込むために作られた映画と言う点で見ると、それはそれでエポックメイキングな作品であるのも確かである。ちなみにサミュエル・L・ジャクソン主演のリメイク版では、今作の主役であるジョン・シャフトはサミュエル・L・ジャクソンの叔父という設定で登場しているので、その辺はちょっと面白いかも。リメイク版も出来はあまりいい物ではない記憶があるが。
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